セミナー名 |
ネット広告におけるデータの利活用と保護の法務 |
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概要 |
ネット広告においては、データを利用することで精度の高いターゲティングが可能となっており、広告主がより効率的な広告展開を行うためには、インターネットユーザーのデータに関する利活用が重要となっています。もっとも、ネット広告においてこのようなデータを利活用する場合、個人情報保護法やプライバシーとの関係に留意して対応しなければならず、データの保護をいかに図っていくかも重要となってきています。さらに、近時は、EUのeプライバシー規則・GDPR、米国のCCPAといった外国のデータ保護法も無視できない状況となっています。 このセミナーでは、ネット広告におけるインターネットユーザーに関するデータの利活用と保護について、具体的なケース(3rd party data、SNS広告、RTB等)を踏まえ、法務の観点からどのような実務対応を行うべきか解説します。
【プログラム】1.ネット広告におけるデータの利活用に関するルール (1)個人情報保護法との関係 ①個人情報か否か ②個人情報保護法上の義務(不正取得、利用目的規制、第三者提供規制) (2)プライバシーとの関係 ①プライバシー権(裁判例等) ②プライバシーに配慮した取組み(JIAA等)
2.ネット広告におけるデータの利活用のケースと実務対応 (1)データのインプット ①1st party dataの収集 ②2nd party dataの収集 ③3rd party dataの収集 (2)データのアウトプット ①SNS広告 ②RTB(リアルタイムビッディング) ③メール広告
3.ネット広告におけるデータの利活用と外国のデータ保護法 (1)EUのデータ保護法 ①EUのデータ保護法の全体像 ②eプライバシー指令・規則 ③GDPR (2)米国のデータ保護法 ①米国のデータ保護法の全体像 ②連邦法 ③州法(CCPA) |
開催日 |
2019年12月16日(月)
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開催時間 |
13:30~16:30 (受付開始 13:15~) |
会場名 |
トスラブ山王健保会館 (2階会議室) |
会場所在地 |
〒 107-0052 【アクセス】 ※地下鉄銀座線・南北線 「溜池山王駅」 10番出口より 徒歩3分 |
講師名 |
東北大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了。平成27年改正個人情報保護法の全面施行前後に、個人情報保護委員会事務局に出向。近時の著書等には、『個人情報管理ハンドブック[第4版]』、『起業の法務‐新規ビジネス設計のケースメソッド』、「ネット広告におけるユーザーデータの取扱いの法的留意点」(Business Law Journal、2019年10月号)、「AIによる個人情報の取扱いの留意点」(Business Law Journal、2018年6月号)等がある。 |
受講料 |
22,000円(税込) |
主催・協力 |
主催:レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |
問い合わせ先 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |